現代文化学部 文化コミュニケーション学科
図書館ツアー
第15回図書館ツアー:東京
2016年度には、在学生の強い希望で、東京都内の図書館を訪問しました。熊本や九州では見ることができない、大規模な図書館やユニークな施設を見学し、貴重な体験をすることができました。
訪問先図書館
- 武蔵野プレイス(東京都武蔵野市)
四隅に「R」がついた窓や壁などが特徴的な施設。心地よいカフェや市民活動優先のテーブル席、会議室なども配置されています。ティーン向けの専用スペースも用意されています。
- 国立国会図書館(東京都千代田区)
国立国会図書館法に規定されている納本制度により、日本国内で刊行されたあらゆる出版物が収められています。何といってもそのスケールの大きさに注目。
- 千代田区立日比谷図書文化館(東京都千代田区)
「図書館機能」に「ミュージアム機能」と「カレッジ機能」が加わり、来館者の「学び」と「交流」を支援する、新しい総合文化施設です。館内にはカフェやレストランも。
- 国際子ども図書館(東京都台東区)
明治39年に建てられた旧「帝国図書館」をリニューアルした図書館。約11,000冊の児童書が揃った「子どものへや」、世界の国や地域を学ぶ「世界を知るへや」などがあり、電子展示会の絵本ギャラリーも人気。
図書館ツアー一覧
過去の「図書館ツアーに参加して」を見る
H25年度 図書館ツアーに参加して
第12回「佐賀県の図書館ツアー」へ参加丸山 絵美理さん 2年

今回は佐賀県の4つの図書館に行きましたが、熊本県内には導入されていないような設備や施設の環境を見学することができとても新鮮でした。なかでも、図書館内にTSUTAYA、スタバのサービスが併設されている武雄市立図書館は新しい図書館の姿を想像させましたし、設計段階から運営まで地域の住民と一緒に図書館を作っていくという関係が見える伊万里市民図書館はとても印象に残っています。伊万里市民図書館の館長のお話を伺っていると住民が図書館を支えているということがとても伝わってきました。
どの図書館も小さい子供から老人まで利用者層が広く、こんな図書館だったら通いたい、利用したいと思わせるような魅力的な図書館ばかりでした。熊本とはまた異なった素晴らしい図書館ばかりで、参加してよかったです!
図書館ツアーでみんなと仲良くなれましたし、楽しい旅になりました。機会があればまた参加したいと思います。お疲れ様でした!
第12回「佐賀県の図書館ツアー」へ参加湯田 彩子さん 2年

今回は佐賀県内の4つの図書館を訪問しました。それぞれの図書館に特色があり、場所や利用者によって図書館も変化するものだなと改めて思えました。特に、指定管理者制度によって運営されている武雄市図書館と、住民参加型の自治体による運営をしている伊万里市民図書館という対照的な図書館を実際に体験することで、それぞれの違いやよさを再認識することができ、とても勉強になりました。いつも利用している図書館とも比べることもできて面白かったです。
どの図書館も、様々な年代の人が利用していて、自分も利用してみたいなと思うところばかりでした。実際に訪れることによって授業で学んだことを直感的に分かる部分が多々あり、とても楽しい旅になりました!
第12回「佐賀県の図書館ツアー」へ参加有働 可奈子さん 2年

今回の図書館見学は、熊本とはまた異なった図書館サービスや建築・設備を見ることができとても有意義なものになりました。幅広い利用者に満足してもらうためのコーナーの設置はもちろんのこと、その配置やディスプレイにも細部にこだわりを設けていることを知り、感心しました。
どの図書館も利用者の声を反映した居心地のよい居場所という印象で、近所にこのような図書館があればと感じました。今まで持っていた図書館のイメージが大きく変わり、これまで以上に興味を持てるようになりました。とても有意義な図書館ツアーでした。
第12回「佐賀県の図書館ツアー」へ参加宮本 佳奈さん 2年

今回の図書館ツアーは、熊本とはまた違った経験をする旅行になりました。特に印象深かったのは、武雄市図書館と伊万里市民図書館です。武雄市図書館は、これまでの図書館とはコンセプトが大幅に異なった画期的な図書館であり、館内で書籍やスターバックスコーヒーが購入できるというとても新鮮なものでした。
一方、伊万里市民図書館は、滞在型図書館として面白い作りになっていて、児童のお話し会が行われる場所にはプラネタリウムのようなかわいい工夫が施されており、とても感動しました。これらの図書館以外の佐賀市民図書館・佐賀県立図書館の2つの図書館でも、利用者のニーズに応じた興味深い取り組みがなされており、図書館サービスの多様さに刺激を受けました。
今回は佐賀県内の図書館を見学しましたが、機会があれば他の地域の図書館もぜひ見学したいと思いました。
第10回 図書館ツアーに参加して
平成23年度「東京図書館ツアー」へ参加濱田 愛美さん(平成26年卒業生)

最高裁判所図書館は、明治時代の裁判記録や法律に関する図書・雑誌を中心に所蔵しており、併せてアメリカなど諸外国の法律関係の洋書も多く扱っていました。国立国会図書館では明治期の古い書籍から現在のものまで広く収集・保存していていましたが、日本で発行されたすべての週刊誌や少女マンガ誌を創刊号から実際に収めている現場をみると、それらの規模に圧倒されてしまいました。
平成23年度「東京図書館ツアー」へ参加前田 季穂さん(平成25年卒業生)

国立国会図書館の地下8階に及ぶ書庫では様々な媒体を持った資料がそれぞれに適した方法で丁寧に保存されおり、そのスケールに圧倒されてしまいました。千代田図書館の最新の図書館施設やサービス、国際子ども図書館に見られる歴史的な建築・資料など熊本にいては想像できない貴重な体験ができました。発見と驚きに満ちたツアーでした。興味が湧いた方はぜひ来年、参加してみてください。