尚絅大学・尚絅大学短期大学部

　総合生活学科では3つのフィールド科目【医療事務・情報ビジネス】【福祉ウェルネス】【生活デザイン】が総合的に学べます。

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　本日は、そのうちの一つ【生活デザイン】分野の選択科目『インテリア演習』の授業のなかで、『 パナソニックショウルーム熊本 』を訪問し、展示されている住生活商品の見学と、ショウルームアドバイザーとして勤務されている総合生活学科の卒業生の先輩にお話を伺いに行ってきました。

　『インテリア演習』の授業は、インテリアコーディネータ資格試験の二次試験である「プレゼンテーション（インテリア製図）」の基礎を学修します。図面の描き方、インテリア計画に関する知識と考え方を学び、インテリアコーディネーター資格試験の二次試験の過去問を課題として、手書きで平面図・展開図・家具リストを作成し、３Ｄモデリングアプリを使ってインテリアＣＧ（コンピュータグラフィックス）を製作します。最終的に１枚のプレゼンテーションシートとしてまとめ、資格試験課題の内容を超えた、仕事でも使えるほどの実践的な成果品の完成を目指します。

（昨年の学生の成果品はこちら → https://www.shokei-gakuen.ac.jp/univ/topics/sogo_37728.html）

　『パナソニックショウルーム熊本』では、キッチン・洗面・浴室・トイレなどの水廻りから、床材・内装ドア・収納まで、住宅における主要なインテリアエレメント（要素）の実物を見て・触れて・使うことができ、空間展示された部屋のイメージを体感することができました。さらに大井所長直々に、住生活商品のコンセプトやデザイン・お手入れのしやすさなどについて説明をしていただきました。

　また後半は、本学科卒業生の沼野さん（2022年3月卒）に、ショウルームアドバイザーという職業がどのようなことをしているのか１日の流れやこの仕事のやりがい、学生の時に頑張ったことや、やっておけば良かったことなどを教えていただき、就職活動真っただ中の学生に対して就職活動に関するアドバイスもいただきました。

　学生からは、「実際に測ってみて意外と高かった・低かった、広かった・狭かったと感じることができて良い経験になった。見たことのない家具や建具・床材などがあり、日々不便だと感じていることがラクに使えるようになっていて進化しているんだと感心した。ドアやドアノブの色や種類がたくさんあることに驚き、自分の好きな組み合わせを考えてみるのが面白かった。将来こんな家に住みたいと思うことがたくさんあったので、とてもワクワクしながら見れて楽しかった。」

　ショウルームアドバイザーの仕事については、「立ち姿がきれい。優しそうで話しかけやすそうな雰囲気がとても出ていた。素敵なインテリアに囲まれて仕事ができるのは素晴らしいと思った。たくさんの資材があるため覚えることが多く、それをお客様にどう説明すれば良いのか常に勉強する気持ちで働くことが大切だと学びました。」などの感想があり、有意義な経験をさせていただきました。

　お忙しいなか、ショウルーム見学と商品のご説明、そしてショウルームの仕事に関する質疑応答をお引き受け頂いた、パナソニックショウルーム熊本様には心より感謝申し上げます。

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