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お知らせ 食物栄養学科

【食物栄養学科】2年生が卒業セミナーの一環として学外学修に参加しました②

令和7年12月8日(月)、本田研究室、秋吉研究室、原田研究室および小林研究室に所属している学生29名が、ホシザキ南九株式会社のオープンキッチンで行われた調理実演カリキュラム(全二回)に卒業セミナーの一環として参加しました!

 

このカリキュラムは本学科の2年次後期に開講される卒業セミナーの特別講義として実施されており、第二回の今回は「病院福祉施設での食事提供と機器の応用」をテーマに、調理実演を交えながら講義を行っていただきました。今回の第二回調理実演カリキュラムを通して、学生は厨房機器の実践的な応用方法について多くの事項を学びました。

 

~今回、実演していただいたメニュー~

★クレームオショコラ

★粥ミキサー、粥ゼリー

★白菜の浅漬け

 

~クレームオショコラ~

 

 

まず、実際に病院で働く栄養士の先生方にも人気の「クレームオショコラ」の作り方を教えていただきました。とても滑らかな口当たりで美味しく、簡単に作ることができ、常食から嚥下食まで形態を問わずみんなが同じ物を食べられるちょっと豪華なデザートです。クリスマスにもよいですね☆

 

 

~粥ミキサー、粥ゼリー~

次にスチームコンベクションオーブンを用いたお粥の作り方をご紹介いただきました。

スチームコンベクションオーブンを用いることで、鍋底を焦がさず、かき混ぜながら炊く手間がなく、側面に粒がこびりつくロスも無くすことが可能になります。

 

出来上がったお粥はブリクサーにかけることで、とても滑らかな粥ミキサー(写真右の左側)に仕上がります。その際増粘剤も同時に混ぜると簡単に粥ゼリー(写真右の右側)を作ることができます。

粥ミキサーと粥ゼリーの食べ比べでは、「嚥下機能が低下した方にはどちらがより安全に飲み込むことができるのか」について考えながら試食しました。学生からは粥ミキサーより粥ゼリーの方が口残りもあまりなく飲み込みやすい等の感想がありました。

 

~白菜の浅漬け~

 

【大根の味染み実験】              左:真空調理  右:手で揉んだもの

輪切りにした生の大根や白菜を用いて、真空調理と手揉みとで1分間で調味料の浸透にどのくらい差が出るかを実験しました。真空調理では、短時間で中まで味を浸透させることができ、鍋釜調理より調味料が少量でよいことが目で見て分かりました。

 

【白菜の浅漬け】

食中毒のリスクが高い和え物も、真空調理を取り入れることで衛生的に調理や保管ができ、あっという間に出来上がります。

真空調理の実験や機器操作の体験では、学生の笑い声が上がる場面もありました。教科書で学ぶだけでなく、実際にやってみることで真空調理の良さを深く理解できました。

 

 

【再加熱キャビネット】            【再加熱カート】

最後に「再加熱キャビネット」と「再加熱カート」についてもご紹介いただきました。ニュークックチル(3℃以下で盛り付け、その器ごと急速冷却し保存する方法)を導入されている給食の現場で取り入れた際、温度と時間をセットしておくことで再加熱が自動で完了し、人手不足の現場でも衛生的に効率よく配膳できる等のメリットについて学びました。

 

今回は本年度二回目の研修でしたが、前回と同様に参加した学生は興味深そうに先生方の話を聞くとともに熱心にメモを取っていました。講義後には、会場に置いてある機器や食形態別の料理等を観察する学生や、講師の先生に質問する学生が多く見られました。これから就職や進学を控える学生にとって、今回の学びも大きな強みになりました。

 

全二回に亘って熱心にご対応いただいたホシザキ南九株式会社の増田様をはじめ、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。参加した学生には、今回の貴重な学びの機会をこれからの栄養士業務の実際に生かしてほしいと思います。

 

 

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