お知らせ 食物栄養学科
【食物栄養学科】パン製造のマイスター研修を行いました。
本学科では厚生労働省の「ものづくりマイスター制度」を活用したパン製造の研修を毎年2月に実施しています。今年度は1年生7名が受講を希望し、5日間の研修を終えました。講師は昨年に続き、パン製造のスペシャリストである高松良輔先生に担当いただきました。今回はその研修の様子をお届けします。
研修第1回の2月14日はバレンタインデーということで、チョコレートを使ったパン「チョココロネ」を作り、コロネパンの成形のコツを学びました。第2回はベーコンエピとハムロールを作り、食事パンの製法と理論を理解しました。第3回は菓子パン系としてあんパン・クリームパンを、第4回は苛性ソーダを使用したブレッツェルを、第5回はピッツァとスフォリアテッラを作りました。
高松先生には本研修のためにアレンジしたオリジナルのパンを紹介いただきました。実技の前の詳しい説明等にも学生は興味津々で耳を傾けていました。パン製造の実技では成形に苦戦する場面もありましたが、先生の師範を見て楽しみながら一生懸命に取り組んでいました。醗酵終了までの待ち時間では小麦粉の種類・性質に関する科学的な知見、生地の配合割合やカロリー計算などパンに関する様々な知識を教えていただきました。
今回学んだことを今後の学生生活に、さらには就職後の栄養士業務にも生かしてもらいたいと思います。