お知らせINFORMATION

お知らせ 食物栄養学科

【食物栄養学科】菊池教授のプログラムが2023年度「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜KAKENHI」に採択されました。

 本学科の菊池秀彦教授が提案したプログラム「食品成分による自然免疫力(食細胞の活性酸素産生能力)増強の可能性を探る!」が2023年度「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜KAKENHI」に採択されました。

 「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜KAKENHI」は、日本学術振興会が主催し、現在活躍している研究者と大学の最先端の研究成果の一端を見る、聞く、触れることで、学術と日常生活との関わりや、科学(学術)がもつ意味を理解してもらうプログラムです。

 菊池教授のプログラムは高校生を対象にしており、「植物性食品に含まれる生理活性物質(フィトケミカル)」が食細胞の一種であるマクロファージの活性酸素産生能に及ぼす影響の解析を体験するものです。活性酸素というと身体にとって悪い影響を及ぼす物質と言う印象がありますが、マクロファージや好中球といった食細胞は活性酸素を武器にして微生物を殺傷します。この機能を活性化するフィトケミカルを含む食品の摂取によって、食細胞の活性酸素産生能力が増強され、微生物に打ち勝つ自然免疫力の向上が期待できます。

 本プログラムの開催は2023年11月を予定しています。詳細が決まりましたら告知しますので、生命科学に関心を持つ高校生のみなさんは楽しみにお待ちください。

その他のお知らせ