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お知らせ 食物栄養学科

【食物栄養学科】令和4年度 校外実習事例報告会を開催しました。

 12月19日(月)に「令和4年度 校外実習事例報告会」を開催しました。開催にあたり新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、マスクの着用、換気や間隔を取った座席の配置等を実施しました。

 

 本学科では、栄養士免許取得の必修科目として、給食管理実習II(学校または保育所・病院・事業所の3施設での校外実習)を設置しています。この科目では給食現場における実践を通して「給食業務を担うために必要な、食事の計画や調理を含めた給食サービス提供技術を習得すること」を目的としており、これまでに大学で修得した「専門的知識と技術の統合」を図り、実践の場での「自発的な学修や課題発見(気づき)・問題解決」へとつなげます。昨年に引き続きコロナ禍という状況下ではありましたが、実習先施設の先生方のご協力のもと、5月から12月にかけて実習に臨み、無事全実習の日程を終えようとしております。

 

事例報告会は事後指導の一環として、毎年12月に開催しています。このイベントにより、実習を終えた2年生は自分自身の校外実習の振り返りは勿論のこと、他施設の実習内容を共有することにより得られる追体験を通して実習成果の修得をより確実なものとし、今後社会に出て栄養士等として働く際に活かしていきます。また、実習を来年度に控える1年生は事例報告会で先輩の発表を聞き、実習の全体像の把握と実習に向けて必要な準備事項や心構えなどを学びます。

 

 今回の事例報告会では、学校給食共同調理場、保育所、病院及び高齢者施設の4施設の発表がありました。いずれの施設での実習においても、多くの貴重な体験ができたことは勿論ですが、それと同時に勉強不足や経験不足も痛感したようでした。各発表者からは調理技術や専門知識の修得などについて、これからより一層努力しなければならないこと・さらに学んでいきたいことなどが示され、それぞれが気づいた課題を克服する決意を新たにしました。学生代表謝辞では、校外実習を通して栄養士業務のやりがいや難しさを感じた一方で、栄養士になるという強い志を持つようになったとの感想が述べられました。

 最後になりましたが、本学科の校外実習において御指導・御協力いただきました学内外の皆様に、心より感謝申し上げます。

事例報告会発表の様子
学生代表謝辞

その他のお知らせ