尚絅大学・尚絅大学短期大学部

　令和3年10月30日（土）と31日（日）、秋吉研究室と本田研究室に所属している学生59名が、九州電力㈱様のIHキッチンスタジオにて行われた最新の電化厨房と大量調理機器を使った調理実演カリキュラムに卒業セミナーの一環として参加しました！

　はじめに九州電力㈱の広報様より「地球温暖化とエネルギー」について講義を頂き、電力分野の地球温暖化対策の現状、エネルギーミックスやカーボンニュートラルビジョン2050などについて詳しく学びました。電気とガスの調理機器比較実験もあり、栄養士はこのような環境問題に深く関わる職種のため、学生も大変熱心に目と耳を傾けていました。

　その後、業務用厨房機器メーカーの㈱フジマック様によるクッキングライブが行われました。スチームコンベクションオーブンやバリオクッキングセンターを活用して、あっという間に7品を大量調理される手際のよさに全員が感動しました。また感染対策を万全に行って試食も体験させて頂くことができ、そのおいしさにこれからの大量調理現場の明るい未来に笑顔が溢れた時間となりました。

　大学の大量調理実習では触れる機会がない最新の機器を用いた未来志向の調理技術に無限の可能性を感じた学生の表情はキラキラ。この発見や驚きを就職してからの技術向上につなげていってほしいと思います。最新の機器や技術を活用するためには基本的知識や専門用語の理解が必要で、その理解が深まった2年後期の今だからこそその面白さに気付けたことでもあります。これまでの学びが現場での業務につながっていると実感できたのではないでしょうか。

　このたびはイベント等で大変お忙しい中、これからの電化厨房を担う栄養士の卵たちのために、土日2日間の計4回にわたり、熱心にご対応頂いた九州電力㈱の皆様、㈱フジマックの皆様に心より感謝申し上げます。万全な感染対策及び貴重な学びの機会をご提供頂き、本当にありがとうございました。

本田研究室①	本田研究室②
本田研究室③	秋吉研究室