お知らせ 食物栄養学科
【食物栄養学科】学生が筆頭著者となった論文が学術雑誌に掲載されました。
本学科を３月に卒業した鶴田智草さんと三村朱里さんは、ブロッコリースプラウト等に含まれる生理活性物質スルフォラファンがバクテリア（大腸菌及び枯草菌）の増殖を抑制すること、そしてこの増殖抑制作用に活性酸素が関与していることを明らかにしました。この研究は、令和元年度から開講された「卒業セミナー」の授業の中で行われたものです。本研究成果が抗菌剤の開発などのスルフォラファンの有効利用に繋がる事を期待しています。
本研究成果は、2020年3月25日に、食品科学教育協議会が発行する学術雑誌Journal of Association of Food Science Education in Japan（食品科学教育協議会会誌）に、鶴田智草さんと三村朱里さんを筆頭著者（co-first author）として掲載されました。
著者：Chigusa Tsuruta, Akari Mimura, Kaori Harata, Hidehiko Kikuchi,
論文題目: Sulforaphane shows growth inhibitory effects against Escherichia coli and Bacillus subtilis via reactive oxygen species production
掲載雑誌：Journal of Association of Food Science Education in Japan (食品科学教育協議会会誌), 11(1), 9-12 (2020)
 |  |
| 鶴田智草さん | 三村朱里さん |