お知らせ 食物栄養学科
【食物栄養学科】菊池教授らの論文が米国の英文学術雑誌に掲載されました。
本学科の菊池秀彦教授らの研究グループは、フィトケミカル（植物に含まれる化学物質）の一種であるヒドロキシカルコン類の基本骨格であるカルコンが白血球の活性酸素産生系の中心タンパク質であるgp91-phoxの遺伝子発現活性化効果及びタンパク質安定性阻害効果を有すること、そしてヒドロキシカルコンの水酸基がgp91-phoxタンパク質の安定性に寄与することを発見しました。本研究成果が、ヒドロキシカルコン類の白血球機能制御や白血病治療等への有効利用に繋がる事を期待しています。
本研究成果は、2019年7月22日にWiley社（米国）が発行する英文学術雑誌Microbiology and Immunologyオンライン版で公開されました。
著者：Hidehiko Kikuchi, Hitomi Mimuro, Harishkumar Madhyastha and Futoshi Kuribayashi
論文題目: Chalcone skeleton promotes transcription of gp91-phox gene but inhibits expression of gp91-phox protein, and hydroxyl groups in hydroxychalcones participate in the stable expression of gp91-phox protein
オンライン版のURL：
https://doi.org/10.1111/1348-0421.12732
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