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【尚絅食育研究センター】学生が熊本県養殖漁協栖本事業所へ見学に行きました

11月5日(土)生活科学部18名と食物栄養学科、総合生活学科それぞれ2名の学生が熊本県養殖漁協栖本事業所へ見学に行きました。

学園シャトルバスに乗って約2時間。お天気にも恵まれました。

到着に合わせてのマダイの水揚げ。網で回収された魚は電気ショックを与える台の上に下ろされます。

これは魚になるべく苦痛を与えないような配慮です。

 

 

 

 

 

 

 

 

(クレーンを使ってマダイをイケスから回収)電気ショックでマダイはそれほど暴れません)海水氷で一気に冷やすことがおいしさを保つ秘訣です)

 

 

その後、3隻の船に分かれてイケスの見学へ。

近年ではAIを活用した自動給餌器の開発も盛んで、空腹を感じた魚がセンサーにタッチするとエサが出るしくみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自動給餌器(タンクにエサが入っています)ああマダイ用ペレット(味は塩気のないふりかけといったところです)

 

 

岸に戻ったあとは、加工場の見学へ。

徹底した衛生管理のもと、人間と機械の連携で手際よく魚がさばかれていく様子をガラス越しにじっくり観察。

鮮魚用発泡スチロールの箱が見上げるほどの高さに整然と積まれた倉庫やマイナス30度の巨大な倉庫など見るもの全てが新鮮でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(魚の加工も職人技です)あああああああああ(整然と積まれた出荷用の箱)

 

 

活気あふれる漁業師さんコンビによる「養殖Q&Aコーナー」では、魚には一匹ずつワクチン接種をすることや、

サメに破られたイケス網を自ら潜って修復する話など、臨場感あふれる話に皆大いに盛り上がり、

水産加工におけるHACCAP管理についての講義によって、管理者資格取得へのモチベーションも高まりました。

また4年生は実習で製作した魚食普及のための教材も披露しました。

天草の養殖魚が愛情たっぷりに丁寧に育てられている様子を目の当たりにして、

「さて私たちにできることはなんだろう」とそれぞれが考えるきっかけとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

(子どもたちへの食育活動に利用して頂こうと釣りゲームと紙芝居を作成しました)

 

海水氷で一気に冷やすことがおいしさを保つ秘訣

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