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お知らせ 食物栄養学科

【食物栄養学科】2年生が学校・保育所での校外実習を終えました

6月17日(月)から6月21日(金)までの5日間、2年生が学校給食施設(小学校、共同調理場)または保育所へ校外実習に行きました。

学校・保育所実習の目的は、給食に関する栄養士の実務を体験し、子どもの成長・発育段階に応じた食事づくりや食育についての理解を深めることです。

学生は、調理実習での食数や食材量の多さに驚くとともに、少人数で時間内に給食を完成させるための段取りや要領の重要性を痛感したようでした。特に、食材の切り込みでは、スピードとともに大きさを揃えて切ることの難しさを実感したようで、包丁の技術をさらに磨く必要があるとの声も多く聞かれました。

加えて、安全・安心な給食提供のための徹底された衛生管理や食物アレルギーの対応など、子どもの命を預かる責任の重さも再確認したようです。

食に関する指導としては、6月の歯と口の健康週間にちなみ「噛むことの大切さ」を子どもたちに伝えることを目的とした紙芝居や、「早ね早おき朝ごはん」のエプロンシアターを使って食育指導を行いました。これらの食育活動を通じて、子どもたちの率直で素直な反応や、教えたことをすぐに実践してくれる姿を見て、指導の楽しさ・達成感を感じたようです。

5日間という短い期間でしたが、実習施設の皆様に熱心にご指導いただき、実習前には不安で一杯だった学生も一回り成長して社会人らしい顔つきになって大学に戻ってきました。特に子どもたちから「おいしかった!」「野菜食べられたよ!」といった嬉しい感想をもらったことで栄養士のやりがいを実感し、栄養士免許取得への思いがより強くなったようです。

次は、8月から9月に病院と高齢者施設等での校外実習が待ち構えています。今回の実習で学んだことや反省点を、ぜひ次の校外実習に活かしてもらいたいと思います。

回転釜での調理
子どもたちに人気の「きなこ揚げパン」を作っているところです!

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