お知らせ 食物栄養学科
【食物栄養学科】食物栄養学科グループによる「イヌリンパンの開発」に関する論文が学術雑誌に掲載されました。
本学科の菊池秀彦教授、相良剛史教授、原田香講師及び生活科学部の實松史幸准教授らの研究グループは、イヌリン資化性酵母を通常のパン酵母の代わりに用いて、イヌリンパン(イヌリンを唯一の炭素源として用い、砂糖を使用しないパン)を開発しました。このイヌリンパンは、通常のドライイーストを用いて製造したパンと、物性、色調や官能評価等で比較しても遜色の無い品質であることも明らかとなりました。今後、イヌリンパンの一層の改良にも取り組む予定です。
本研究成果は、生物工学専門の英文学術雑誌Current Topics in Biotechnologyオンライン版で公開されました(Kikuchi H. et al. Curr. Top. Biotech., 14: 13-18, 2023)。
オンライン版のURL:
http://www.researchtrends.net/tia/article_pdf.asp?in=0&vn=14&tid=48&aid=7231
*本論文はOpen Accessとなっておりますので無料で全文読むことができます。
なお、この論文の内容は先に特許申請した研究と同一のものです(下記URLの記事参照)。
https://www.shokei-gakuen.ac.jp/univ/topics/shoku_44346.html