お知らせ 食育研究センター
【尚絅食育研究センター】 令和7年度第4回尚絅乳幼児食育研究会(乳幼児保育研究会との合同研究会)を開催しました。
令和7年9月10日(水)に乳幼児保育研究会と食育研究会が合同で研究会を開催しました。昨年度に引き続き2回目の開催となる保育士の先生方と給食担当の先生方を主な対象とした合同研究会です。
まず、りんな保育園 栄養士 上田弘子 先生、保育士 上野 裕子先生、西方寺認定こども園 管理栄養士 窪田 加奈 先生から、各園における食育活動について発表していただきました。質疑応答の後、参加者がグループに分かれ、「こどもの食育活動を支える多職種間の連携の在り方について」をテーマに、実践や課題を共有しました。
参加者からは、「給食室と保育室とで協力して食育を行われていると知り、自分の園でも参考にしたいと思った。」「子どもたちの声を聞くことも大切と思った。」「子どものつぶやきが食育活動につながっており参考になった。」「西方寺認定こども園の幅広い食育活動(切り干し大根作り、手打ちうどん作り)を知り、自園でも取り組んでみたい。」など、発表についての感想が聞かれました。
また、グループワークを通じて、「多職種の連携をどのようにされているのか知ることができた。」「解決策が見つかるものもあった。」「保育士や主任の先生方とノートのやり取りをする等によって連携の確認をしたい」との具体案も出されていました。
今回は、こどもの育ちを支えるうえで、多職種間がつながることの大切さを改めて確認し、その方法として、連絡体制整備の必要性も考える時間となりました。
次回、第5回研究会は、令和7年11月6日(木)16時からを予定しております。テーマを「食物アレルギー」とし、各施設における対応事例をもとに、課題を整理し検討する予定です。みなさまのご参加をお待ちしております。

