お知らせ 総合生活学科
【総合生活学科】 自分自身の「 生きる 」を考える( 模擬授業 )
6月2日(金)に志成館高等学院の学生さんが来校され、中里准教授が【自分自身の「生きる」を考える~「死生学」の授業から】をテーマに模擬授業を行いました。
短大で心理学関連の科目を取り入れている大学はありますが、その中でも「死生学」を取り入れている大学の数は全国でみても少ないといえます。今回は【福祉ウエルネス分野】の「心理学」の関連科目として、「死生学」の授業から、次のような内容について模擬授業をしました。
授業はまず高校生に、「何をもって、人間は生きているといえるのか?」という投げかけから始まりました。そんな問いから、【人が生きるとは、どうやら「心臓が動いている」といった生物学の視点だけではない】ことを考えました。
授業の前半では、「もし今、あなたの手元に不老不死の薬があったらあなたならどうする?(飲む?捨てる?取っておく??など)」といった質問について、ユーモアを交えながら、自由に考えてもらいました。そしてその質問に対する大学生の回答とその理由を紹介しながら、【いのちに終わりがあるからこそ、今を生きるという考えも成り立ちうる】ということを考えました。
後半では哲学の視点から「人生に意味はあるのか/意味はないのか?」といった問いであったり、実際に「若者の悩みをどう考えたらよいか」や「いのちの電話」についてもお話をしました。そして最後に、日本人の特徴でもある「周りの人に相談をためらう心理」を解説した上で、「相談することの不安や負担感を和らげるひと言」を説明して、【周りの人に、「ありがとう」を伝えよう】を一緒に考えました。
高校生の皆さんとこのような時間を持てたことをうれしく思います。
総合生活学科の「死生学」の授業の詳しい内容は、こちらの過去の記事を是非ご覧ください。
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