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お知らせ 食物栄養学科

【食物栄養学科】2年生が卒業セミナーの一環として学外学修に参加しました①

令和6年12月2日(月)、本田研究室、秋吉研究室および小林研究室に所属している学生28名が、ホシザキ南九株式会社のオープンキッチンで行われた調理実演カリキュラム(全二回)に卒業セミナーの一環として参加しました!

このイベントは本学科の2年次後期に開講される卒業セミナーの特別講義として実施されており、第一回の今回は「給食施設でのスチコンの基礎知識と実演調理」をテーマに、調理実演を交えながら講義を行っていただきました。今回の第一回調理実演カリキュラムを通して、学生は厨房機器の機能や特性について多くの事項を学びました。

~今回、60分で調理実演していただいたメニュー~
★簡単プリン
★米粉蒸しパン
★揚げない魚のフライ~豆乳タルタルソース~
★揚げない唐揚げ
★南瓜のコンソメ煮
★桜エビとひじきのおこわ

   
~簡単プリン~
①容器にプリン液を容器に流し込み、スチコンでスチーム加熱。
②蒸し終わった後はブラストチラーで冷やしてあっという間にプリンが完成です(^^♪

 

  
~米粉蒸しパン~
①米粉は振るわずにそのまま使用でき、大量調理の作業工程を省けます。
②時間を調整すればプリンと一緒に蒸すことも可能です。

 

  
~桜エビとひじきのおこわ~
①もち米に同量の調味液を加えて、食感を生かすために乾燥ひじきをそのまま混ぜてスチーム加熱。
②蒸しあがったら桜エビを混ぜて出来上がり。炊くモードと蒸すモードをうまく使い分けることにより、短時間でおいしく仕上がります。

 

  
~揚げない魚のフライ~豆乳タルタルソース~
①業務用のミキサーに豆乳・酢・塩・サラダ油を入れてスイッチON!
あっという間になめらかで美味しい豆乳のタルタルソースが完成。卵アレルギーにも対応できます。
②魚にまぶすパン粉は事前にスチコンで油をかけて焼いておくことで、揚げなくても香ばしい衣を作ることができます。この衣を魚にまぶしてスチコンで焼くと…美味しいフライの完成です♪

 

今回、紹介していただいた厨房機器の中から、2つ紹介します。

★スチームコンベクションオーブン(通称スチコン)
スチコンは「蒸気によるスチーム機能」と「熱風の対流機能」の二つの機能を兼ね備えた厨房機器です。3つのモードから選択して時間や温度を設定することで、焼く・蒸すなどの加熱調理のほか、器具の殺菌にも活用でき、使いやすさから多くのメリットが期待できます。

 


★ロボクープブリクサー(通称ブリクサー)
ブリクサーで食材を滑らかな状態にすることが可能です。ブリクサーを使用することで、加水量を抑えることができるため、栄養価の高い美味しい食事の提供が可能となります。そのため、ブリクサーは病院、福祉施設に欠かせないミキサーです。

 


調理実演で作って頂いた6品


どれも美味しかったです♪

今回の調理実演で作っていただいたものを、実際に試食しました。どの料理にも美味しく調理するためのポイントがあり、時間や温度の工夫で美味さをレベルアップできることを実感しました!

このように、学外の先生からお話を聞く機会は大変貴重であり、参加した学生も熱心にメモをとっていました。また、「改めて調理機器の使い方を学ぶことができた」との声もあり、実演後も質問する学生が多く、今回の学外学修によって最新の調理機器にさらに興味・関心を深めたことが分かりました。これから就職や進学を控える学生にとって、今回の学びは大きな強みになると思います。

このたびは大変お忙しい中、これからの厨房を担う栄養士たちのために、熱心にご対応頂いたホシザキ南九株式会社の皆様に心より感謝申し上げます。貴重な学びの機会をご提供頂き、本当にありがとうございました。

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