尚絅大学・尚絅大学短期大学部

8月末から9月にかけて、2年生が病院及び事業所に1週間ずつ校外実習に行きました。2年後期初回の「給食の運営」の授業にて事後学修の一環として実習を振り返るグループワークを実施して、実習内容、苦労したことや頑張ったことなどを発表し合いました。

意見を共有していく中で、「野菜の大きさを揃えて切ること」、「1人分を均等に盛り付けること」や「食札どおりの配膳であるかの確認作業」に苦労したという学生が多く見受けられました。また、食事介助を行った学生にとっては、ご利用者様とのコミュニケーションをとりながらの食事介助が難しかったようです。今回のグループワークで発表された事例については実習中に経験できなかった学生も多かったためか、大多数の学生がとても熱心に耳を傾けて頷きながら聞いていることが印象的でした。加えて、実習先の管理栄養士・栄養士の先生方から嗜好調査や栄養指導のポイントなどを具体的・体感的に学ぶことができるなど、栄養士としてのスキルアップにつながる多くの体験ができて充実した校外実習になったようです。

校外実習は短い期間でしたが、現場から多くのことを学ぶことができました。その熱気冷めやらぬうちに実施された今回のグループワークは、実習を効果的に振り返る良い機会となったのではないかと思います。今後は、就職活動や編入学試験のための受験勉強に突入していきます。3か所の校外実習を振り返りながら、今後の進路選択を自分自身で悔いのないよう行なっていただきたいと思います。