お知らせ 食物栄養学科
【食物栄養学科】実験実習紹介⑫ 1年次後期「栄養指導論実習Ⅰ」
この実習では、栄養指導のために必要な基礎知識や技術を身につけることを目的に、栄養診断、献立作成、調理実習、生活時間調査、身体計測や栄養指導の実践などを行っています。
調理実習では、自分達で立てた献立をもとに班ごとに朝食・昼食・夕食を作ります。完成した料理を試食することで、食材のg数や味の濃さは適切だったのかを確認することができます。また、一日分をまとめて調理することで、朝・昼・夕の三食をトータルで見た際の彩り、食材(種類、量)や調理方法(煮る・焼く・炒める)に偏りがないかを実際に目で確認できるところが本実習の特徴です。
また、学生個人を対象として実施する各種調査では、食生活や身体状況を把握することで問題点を明らかにし、その結果をもとに自分自身の食事や生活の改善案を作成します。これらを通して、自分の食習慣を含めた生活習慣全体を振り返り、「意外に栄養素を摂れていない」や「運動を全然していない」といった問題点を自覚できます。自分自身を評価対象とすることで、生活習慣を改善する難しさを体験しながら対象者の行動変容を促す技法を学んでいます。
班で協力しながら複数の課題に取り組むため、回を追うごとにチームワークが良くなり、自分の力も着実についていくことが実感できる実習です。
以下、実習の様子をご紹介します。





