お知らせ 食物栄養学科
【食物栄養学科】菊池教授、相良教授、秋吉准教授及び原田講師らの論文が学術雑誌に掲載されました。
本学科（菊池秀彦教授、相良剛史教授、秋吉澄子准教授、原田香講師）、宮崎大学医学部、大分大学グローカル感染症研究センター及び川崎医科大学の研究者からなる研究グループは、コーヒーに含まれるフィトケミカル（植物性生理活性物質）の一種であるカフェストールやカーウェオールが、ヒト白血病細胞の細胞死や活性酸素産生能に及ぼす影響を解析しました。その結果、カフェストールやカーウェオールが白血病細胞に対して毒性を示し、さらに活性酸素産生能を増強することを見出しました。本研究成果が、医療分野などでのカフェストールやカーウェオールの活用に繋がることを期待しています。
本研究成果は、2023年10月25日に日本毒性学会が発行する英文学術雑誌Fundamental Toxicological Sciencesオンライン版で公開されました。
著者：Hidehiko Kikuchi, Kaori Harata, Sumiko Akiyoshi, Takefumi Sagara, Harishkumar Madhyastha, Hitomi Mimuro, Futoshi Kuribayashi
論文題目：Coffee diterpenes, cafestol and kahweol, display cytotoxicity and all-trans retinoic acid-induced superoxide generating activity-enhancing ability in U937 cells
掲載雑誌等情報：Fundam. Toxicol. Sci., Vol. 10 (6), pp.233-240, 2023
オンライン版のURL：https://www.jstage.jst.go.jp/article/fts/10/6/10_233/_pdf/-char/en
＊本論文はOpen Accessとなっておりますので無料で全文読むことができます。
コーヒーの効能は？