お知らせ 食物栄養学科
【食物栄養学科】実験実習紹介⑥ 2年次前期「臨床栄養学実習」
臨床栄養学実習では、食事療法を必要とする今日的な疾病について、講義・調理実習を通して食事療法の基本方針や食品の選択、調理の方法などを学んでいきます。また、常食から各病態別に展開した献立の調理実習もあり、病態に見合う食事を正確に提供できるスキルの養成を目指しています。
今回は、糖尿病患者向けのバイキング形式の食事である「糖尿病食バイキング」について学ぶ実習の様子をご紹介します。
この「糖尿病食バイキング」では、主菜や副菜、デザートなどを複数作り、それらの中から自分たちで数種類の料理を選択して試食します。出来上がった料理と分量を実際に見て確認することで、糖尿病患者の献立の立て方を再確認し学びを深めます。
①豚肉の野菜巻きを作っている様子です。
出来上がりが綺麗に仕上がるように、丁寧に巻いていきます。
②中心温度もしっかりと計測します。
③1人分が均等になるように盛り付けします。
④角鉢に盛る料理は、高さを出すようにして盛り付けします。
おにぎりを握るときは、手袋を着用します!
⑤出来上がった料理は、大皿に盛りつけます。
⑥料理は大皿に盛りつけた後、各自で1人分を取り分けて試食しました。
臨床栄養学実習では、学生が病態に合わせた献立を実際に調理する回もあり、そこでは適切な食材・調味料の分量や適切な調理法等について詳細に学ぶことができます。
この授業で得た臨床栄養学の知識・技術を校外実習や就職後の現場で活かせるよう、今後も継続して取り組んでいきます。