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お知らせ 食物栄養学科

【食物栄養学科】実験実習紹介④ 2年次前期「栄養指導論実習Ⅱ」

この実習では、栄養指導論や栄養教育論で学んだ知識を、実習を通して体験的に学習します。

 

班ごとに課題を設定し、ローテーションで実習を進めます。具体的には、食事記録による栄養摂取量の評価、身体計測による栄養アセスメント、24時間の行動記録による消費エネルギー量の算出、対象別献立作成と発表(料理実演)、食品構成作成・発注量の計算、栄養指導計画案と指導媒体作成、個人栄養指導や集団栄養指導を行い、栄養指導に必要なスキルを実践的に身につけます。

 

また、序盤は学校・保育所での校外実習対策として、給食だよりや食に関するアンケートの作成、紙芝居の作成・発表、食に関する指導発表なども行います。


【集団指導の様子】
テーマに沿って班ごとに指導計画を立て、指導媒体や発表原稿を作成します。発表は30分間行います。この日のテーマは「糖尿病」で、病院で行われる糖尿病教室を想定し、栄養士役の学生が食事療法などについて説明しました。発表者以外の学生は対象者の視点から、指導の内容や話し方などを評価します。

  
アクティブラーニングツール「Clica」を用いて学生から意見を収集し、その内容をスクリーンに映し出して全員で共有することによって発表の班へのフィードバックも同時に行い、クラス全体で学びを深めます。

 


【料理実演の様子】
テーマに沿って献立作成を行い、対象者におすすめのメニューを調理しながら説明します。栄養士が行う料理教室をイメージしています。

 


集団指導や料理実演では、発表終了後に発表の良かった点・改善すべき点などについて、担当教員がミニホワイトボードを用いて即時にフィードバックします。

 


こちらは料理実演で、20歳代女性妊娠中期の方を対象に作った料理です。
献立はごはん、肉野菜炒め、四色なます、揚げ出し豆腐、小倉白玉で、この1食に鉄が6.8mg含まれており、1日に必要な量の42.5%を充足できます。レバーが苦手な方にも、小豆や豆腐、小松菜などで鉄が補給できるようメニューを考えました。

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