お知らせ 食物栄養学科
【食物栄養学科】実験実習紹介④ 1年次後期 栄養学各論実習
この実習では、ライフステージ別の生理機能の特徴と栄養との関係を学び、さらに対象としたライフステージに応じた献立作成と、これに基づいた調理実習を体系的に学習します。自分たちで考えた献立を実際に調理することに加えて、作業計画や発注などといった現場での栄養士業務の一端も学びます。
一般的にライフステージは、妊娠期、授乳期、乳児期、幼児期、学童期、思春期、成人期及び高齢期に分類されますが、ここではそれぞれの特性に応じた献立の作成をテーマにして講義、献立作成及び調理実習を行います。
今回は、高齢期を対象とした実習の様子をご紹介します。
高齢期の食事ということで、飲み込みやすくするために、さわらの付け焼きには吉野酢のおろしあんを添えるなど工夫を凝らし、そのうえで実際に調理・試食して確認しました。また、大徳寺なますのほうれん草は1分茹でたものと5分茹でたもののやわらかさを食べて比較し、調理方法による硬さ(食感)の調節を学びました。
講義で学んだことを意識して実践することで、構想通りにうまく調理が出来たことを試食で確認しました。また、今回初めて土瓶蒸しを作るという学生も多く良い経験になったようです。






