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お知らせ 食物栄養学科

【食物栄養学科】実験実習紹介④ 2年次前期 食品学実験Ⅱ

 

 今回の学科ニュースでは、現在行われている授業の中から「食品学実験Ⅱ」をご紹介します。

 二年次前期に行なわれるこの授業では、ジャムやヨーグルトなどの加工食品を製造し、その品質を確かめる実験を行うとともに、高速液体クロマトグラフ(HPLC)や分光光度計などの機器を用いて食品成分の定量を行うなど食品加工工程における食品成分の変化についても学んでいます。

  写真は、カラムクロマトグラフィーにより色素の分離を行っている様子です。これはHPLCの原理を理解する為に行っている実験です。今回は、ほうれん草、パセリ及び紫蘇の色素の分離を行いました。

 

   このように、カラムクロマトグラフフィーでは、化合物の僅かな性質の違いによりこれらを分離することができます。本実験では、肉眼で観察できる植物色素を題材とすることで、学生も分離の様子を目の当たりにし、化学の不思議と魅力を再確認できた授業になりました。

 

緑黄色野菜から脂溶性色素を抽出しカラムに溶離液を追加して色素を分離しています。
のせています。
色素が分離している様子です。分離した色素を色ごとに試験管に取り分け、
ほうれん草には、このような色素が
入っていることが分かりました。

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