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お知らせ 食物栄養学科

【食物栄養学科】校外実習(学校)に行ってきました。

 6月2日(月)から6月6日(金)までの5日間、2年生が県内外の学校給食施設(小・中学校、共同調理場、給食センター)へ校外実習に行きました。学校実習では、給食に関する栄養士の実務について体験し、児童・生徒を対象とした給食の管理、栄養教育の理解を深めます。これまで大学で学んできた知識を実践へとつなげる、貴重な5日間となりました。

 調理実習では、学内で行う実習より多くの食数を作るということで、まず食材量の多さに驚き、野菜を切る作業や釜の中の料理を混ぜる作業など、大量調理の大変さを実感しました。また、徹底された衛生管理、調理員の方々との連携の重要性など「安全でおいしい給食」を作るための知識や技術、給食に携わる方々の努力を学び、子どもの命を預かる責任の重さを感じたようです。

 食に関する指導は、給食時間の10分程度を利用して、歯と口の健康週間にちなみ「よくかんで食べること」を含む食事のマナーや、「野菜を残さず食べることの大切さ」について説明しました。また、児童と一緒に給食の食材である旬のとうもろこしを使った皮むき体験学習にも参加しました。子どもたちの熱心に聞いてくれる姿や反応を見ることで、指導の楽しさ・やりがいを経験できたようです。

 5日間という短い期間ではありましたが、実習施設の皆様に温かく迎えて頂き、実習前には不安を抱えていた学生も、生き生きとした表情で大学に戻ってきました。子どもたちとの会食で「おいしかったよ」「たくさん食べた!」などの声を聞き、栄養士という目標に向かう気持ちがより確実なものとなったようです。今回の実習で学んだことを糧に、次の校外実習や学業、就職活動にも前向きに取り組んでくれることを期待しています。

 最後になりましたが、お忙しい中、熱心に御指導いただきました栄養士の先生方をはじめ、各実習施設の皆様に心より感謝申し上げます。

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この日の給食は「ミネストローネ」です。大きな回転釜での作業は力だけでなく、コツも必要です。小学校で食に関する指導を行いました。緊張しましたが、子どもたちが熱心に耳を傾けてくれたので楽しく話すことができました。

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