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お知らせ 食物栄養学科

【食物栄養学科】菊池教授の研究課題が2022年度大分大学グローカル感染症研究センター共同研究に採択されました。

 本学科の菊池秀彦教授と大分大学グローカル感染症研究センター感染症病態研究分野との共同研究「腸管マクロファージの活性酸素産生能に及ぼすフィトケミカル類の影響の解明」が、2022年度大分大学グローカル感染症研究センター共同研究課題に採択されました。

 本共同研究は、感染防御の観点から植物性食品に含まれる生理活性物質(フィトケミカル)が腸管マクロファージの活性酸素産生能に及ぼす影響を解析することを目的としています。活性酸素というと身体にとって悪い影響を及ぼす物質と言う印象がありますが、マクロファージや好中球といった白血球は活性酸素を武器にして微生物を殺傷します。つまり、食品由来のフィトケミカルが腸管のマクロファージの活性酸素産生能力を増強することにより、腸管での病原微生物に対する防御力が向上することが期待できます。

 今回の大分大学との共同研究により、食品成分による免疫力増強の分子機構の一端の解明を進めていきたいと考えています。

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