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お知らせ 食物栄養学科

【食物栄養学科】実験実習紹介② 2年次前期 臨床栄養学実習

 臨床栄養学実習では、食事療法を必要とする今日的な疾病について、それぞれの食事条件(食事摂取基準・食品構成・基本方針・食品選択・調理上の注意点)を、講義・調理実習を通して学んでいきます。

 今回は、常食(基本献立)を下記のように、ネフローゼ症食・脂質異常症食・高血圧症食・痛風食の4つの病態に合わせて献立を展開し調理実習を行いました。

 

【病態別の展開献立】

常食

(基本献立)

ネフローゼ症食脂質異常症食高血圧症食痛風食
たんぱく質60g・食塩6g混合型食塩5g
主食
ご飯(病態ごとに分量が異なります)
            
主菜
牛肉のみそ炒め鶏肉の甘酢漬け(鶏もも肉)鶏肉の甘酢漬け(鶏むね肉)鶏肉の風味焼き豆腐の野菜あんかけ
付)おろし大根おろし大根おろし大根おろし大根付け合わせなし
粉ふきいも粉ふきいも粉ふきいも粉ふきいも
            
汁物(小鉢)
わかめスープひじきの炒め煮ひじきの炒め煮ひじきの炒め煮ひじきの炒め煮
            
果物
メロンメロンメロンメロンメロン
            
漬物
たくあんなしなしなしなし

 

 

①調味料を計ります。
病態ごとに量が異なるため区別しやすいよう分けて取ります。

 

 
⓶食材の切り込みをします。
 病態ごとに使用する食材を分けておくとスムーズに調理できます!

 

 
③鶏肉の甘酢漬けに使用する肉を揚げている様子です。

 

 
④鶏肉の風味焼きを作っている様子です。
 中心温度もしっかり計測します!

 

 
⑤豆腐の野菜あんかけを作っている様子です。彩りよく仕上げます。

 

出来上がったら病態ごとに盛り付けを行い、間違いのないよう確認をしながら配膳します!
     ↑ネフローゼ症食        ↑脂質異常症食
      ↑高血圧症食       ↑痛風症食

 

この実習では、学生が病態に合わせた献立を実際に調理する回もあります。

臨床栄養学の知識・技術を、校外実習や就職後に生かせるよう取り組んでいきます。

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