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お知らせ 食物栄養学科

【食物栄養学科】実験実習紹介① 2年次前期 臨床栄養学実習

 臨床栄養学実習では、糖尿病をはじめ、食事療法を必要とする今日的な疾病について、それぞれの食事条件(食事基準・食品構成・基本方針・食品選択・調理上の注意点)を、その病態に合わせた講義と調理実習を通して学んでいきます。疾病の発症機序・病態生理・臨床症状・治療方法等と相互のかかわり、またそれらの疾病の治療・改善に不可欠な食事療法についても理解を深め、疾患に適した献立を作成できることも目的としており、実習に取り組んでいます。

 今回の調理実習では、エネルギーコントロール食とその調理法について学びました。

 同じ重量の食材を使用し、魚(シイラ)では煮る、焼く、揚げるという三種の異なる調理方法、野菜(キャベツ・にんじん)では、和える調味料の種類を変えるなど、比較調理を行いました。盛り付けの見た目はもちろんのこと、摂取エネルギー量や試食した際の嗜好・満足感も異なり、学生からも様々な感想が挙げられました。

 

 低エネルギーバランス食の必要性や、正しい食品の選び方、組み合わせ、食べ方、栄養量の把握などを今回の実習から学ぶことができ、今後学修するエネルギーコントロールが必要となる、糖尿病食や腎臓病食、脂質異常症食などに活かしていきたいと思います。

調理の様子①  調理方法:焼く調理の様子② 調理方法:野菜の切り方と調味

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