お知らせ 食物栄養学科
【食物栄養学科】卒業セミナー紹介③ 原田研究室
2年次後期の卒業セミナーでは、学生が希望する教員の研究室に所属し、興味や関心のあるテーマについて調査・研究を行います。
今回は、原田研究室での卒業セミナーの様子を紹介します。
この研究室では、節レンコン、摘果スイカ、米ぬかなどの未利用あるいは低利用の農産物を使った食品の開発を行い、文献や書籍から関連分野の情報収集、開発した食品の官能評価(実際に食べて味、香り、見た目、おいしさなどについて評価すること)、得られた成果をまとめた発表などを実施しています。
今年度、学生が決めた研究テーマは「米ぬかの有効利用について」です。
米ぬかとは、玄米を精米するときに出る外皮や胚の粉のことで、近年では、栄養価の高い食材として注目を浴びています。
今回は、精白米に米ぬかを加え、米ぬか添加量の異なる6種類の米ぬかご飯をつくりました。調理から官能評価の様子をご紹介します。
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炊飯前 | 炊飯後 |
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添加量による見た目・香り・味などの | 官能評価の結果をもとにデータを |
違いを確認し、どの程度の添加量であれば美味しく | まとめているところです。研究を通して、 |
食べることができるのか評価しました。 | 食品の廃棄について考えるきっかけにもなりました。 |