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お知らせ 食物栄養学科

【食物栄養学科】2年生が校外実習(学校・保育所)に行ってきました①

 

 9月28日(月)から10月2日(金)までの5日間、2年生が学校給食施設(小・中学校、共同調理場、給食センター)および保育所へ校外実習に行きました。

 

 今回は主に、にれのき保育園での保育所実習について報告いたします。

 

  保育所実習の目的は、給食に関する栄養士の実務を体験し、子どもの成長・発育段階に応じた食事づくりや食育に関しての理解を深めることです。熊本市内や市外の保育園及び認定こども園で、5日間の実習を行いました。

  調理実習では、幼児食、離乳食やおやつ作りに携わり、提供時間までに仕上げることの大変さや自身の調理技術の不足を感じた学生も多かったようでした。大人に比べて免疫力が低い子どもたちのために、衛生管理に十分注意を払い、愛情を込めて調理を行いました。

 

 にれのき保育園では、園で育てた野菜を給食に使用したり、陶器の食器を使い子どもたちに食器を扱うことの大切さを学んでもらったりと、園特有の食育を行っています。校外実習期間中も、その日の献立を活用して、園の子ども達に三大栄養素の色分けをボードで行ってもらい、栄養素について学ぶ食育活動を見学しました。

 また調理作業では、食材の検収や食材の切込み、下処理、盛り付け、食器洗浄など様々な経験をしました。個別対応の食形態の調理を行ったり、かぼちゃやにんじんなど固い食材を均等な大きさに切る作業が大変だったようで、調理業務の大変さを再認識しました。

 

実習期間中には、学生が課題で考えた献立を調理し、おやつで提供しました。今回考えたおやつは『ハムチーズ蒸しパン』と『バナナミルクボール』です。子ども達と一緒に会食し、美味しそうに食べている姿を見て、とてもやりがいを感じることができたようです。

 

  短い期間ではありましたが、実習施設の皆様にご指導頂き、充実した実習を行うことができました。新型コロナウイルス対策などご多忙の中、実習生を快く受け入れて頂き、学生・教職員一同、大変感謝しております。熱心にご指導頂きました栄養士・調理員の先生方、園長先生、保育士の先生方、その他職員の皆様に心より御礼申し上げます。

 

検収作業の様子切込みの様子
学生献立『ハムチーズ蒸しパン』学生献立『バナナミルクボール』

 

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