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お知らせ 食物栄養学科

【食物栄養学科】実験実習紹介⑭ 2年次後期 『食品衛生学実習』

 食品衛生学実習では、栄養士・管理栄養士にとって重要な食品衛生の基礎を学びます。

 具体的には、食品衛生に関する化学的試験、微生物学的試験、食品添加物・有害物質の検出や食品の変質・腐敗に関する検査などを行います。

 

 今回は「微生物試験」を紹介します。実験では、手指の洗浄と消毒による除菌効果の試験を行いました。最初に検査に用いる標準平板培地を作成しました。この培地を用いて、日頃と同様な手洗い法で、水洗い、ハンドソープを用いた洗浄、消毒用アルコール用いた消毒を順次行い、それぞれの除菌効果を比較しました。

 

 実験結果より、水洗いのみの洗浄方法に比べ、ハンドソープや消毒アルコールを用いた手指の洗浄方法の方が、菌の増殖抑制の効果を持つことが分かり、改めて手指の洗浄・消毒の重要性を確認することが出来ました。

 

①寒天培地を作成しています。 ②pH試験紙を使用して、培地のpHを6.8~7.2に調整しています。
 

 

 ③シャーレに注加しています。④結果を観察しています。

 

 

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