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お知らせ 食物栄養学科

【食物栄養学科】実験実習紹介④ 2年次前期「食品学実験Ⅱ」

 食品学実験Ⅱでは、食品中に含まれる食品成分の含有量を求める実験を行い、各種食品成分の特徴を学びます。

 一般成分(水分、タンパク質、脂質、灰分、炭水化物)の定量は、日本食品標準成分表を作成する際に用いられている測定法に準拠して行っています。また、分光光度計を用いるポリフェノール量の測定や高速液体クロマトグラフィー(HPLC)によるアスコルビン酸(ビタミンC)の定量も行っています。

 今回は海藻に含まれるポリフェノール量をフォーリン・チオカルト法により定量しました。

 

   
 試料の調製を行っています 析出物を取り除くため、遠心分離を行っています
  
 ポリフェノールはフェノール試薬と反応することにより、タングステンモリブデンブルーに由来する青色を生じます 反応後に765nmの波長による吸光度を測定し、没食子酸の検量線からポリフェノール含量を導き出します

 

 栄養士のバイブルとなる日本食品標準成分表の成り立ちを理解し、今後の学修に役立ててもらいたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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