尚絅大学・尚絅大学短期大学部

令和3年4月22日（木）に、「令和2年度臨地実習報告会」を開催しました。

例年4月に2～4年生が参加して報告会を実施しておりましたが、今年度も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3年生のみの参加となりました。開催にあたっては、必ずマスクを着用し、十分に換気を行いながら新型コロナウイルス感染防止を徹底させました。

生活科学部では、3～4年次に学外実習として4回の「臨地実習」を行います。

【臨地実習の内容及び実習先】

臨地実習Ⅰ(給食の運営)　　　：小中学校、給食センター等

臨地実習Ⅱ(給食経営管理論)　：福祉施設、自衛隊等

臨地実習Ⅲ(臨床栄養学)　　　：病院、医療センター等

臨地実習Ⅳ(公衆栄養学)　　　：保健所、保健センター等

令和２年度の臨地実習Ⅰ～Ⅲを終えた4年生の各代表者から、各施設での特徴やそれぞれの対象に合った栄養管理、衛生管理等について発表がありました。特に、臨地実習Ⅰ（小学校）では、食物アレルギー対応や児童への食育について、臨地実習Ⅱ（福祉施設）では、利用者の嚥下機能に合わせた食形態（ペースト食・ミキサー食・刻み食・一口大等）や自然災害時の対応等の危機管理について、臨地実習Ⅲ（病院）では、糖尿病教室等の栄養指導や適切な栄養管理を行うためのNST（栄養サポートチーム）への参加について発表があり、臨地実習を目前に控えた3年生はその様子を真剣に聞き、実習内容や自分たちが準備しておくべきことをしっかり学ぶことができました。

臨地実習Ⅰ(小学校)発表の様子	臨地実習Ⅱ(福祉施設)発表の様子
臨地実習Ⅲ(病院)発表の様子

臨地実習Ⅳについては、別途報告会が行われます。

コロナ禍の中、またご多用な中に温かいご指導とご鞭撻を頂きました実習先の諸先生方に、心より感謝申し上げます。