尚絅大学・尚絅大学短期大学部

教職実践演習の授業（3回目）では、尚絅中学・高校の秦すみ子校長先生から、栄養教諭を目指す4年生の学生に、『これからの学校教育』という演題で、ご講話をいただきました。

まず、今年は新型コロナウイルスの感染拡大の中で共食を苦痛に感じる生徒もいるという現状や学校給食を実施する上で、ウイルス対策や衛生管理等、益々栄養教諭の専門性が求められていることをお話いただき、学生たちは栄養教諭の責任の重さと仕事のやりがいを再認識することができました。

また、時代の流れとともに「変わるものと変わらないもの」がある。柔軟に対応する能力が必要であり、新しいことに挑戦することも大切であることを教えていただきました。そして「人が人をつくる」ため、そこに学校の存在の意味があり、時代が変わっても学校がなくなることはないであろうというお話がありました。

さらに、女性が働く上では、目先のことだけでなく、10年先の自分の姿を見据えて仕事をしていくことの大切さもお話いただきました。これから教育現場で働く意味や責任の重さについて、学生１人１人が考えるいい機会となりました。