お知らせ 栄養科学科
【生活科学部】実習紹介④（3年生・衛生学実習）
今回は、生活科学部3年生の実習科目「衛生学実習」をご紹介します。
衛生学実習では、鼻腔内や口腔内、湿潤環境などに生息する衛生学的に重要な微生物について学びます。また、食品中に含まれる抗菌物質や水質検査など衛生学に関連した実験を行います。
第9回目の実習では、環境微生物（細菌）の生化学的検査と腸内細菌の分離培養を行いました。
これまでに排水溝などの湿潤環境に生息する細菌を第6回実習で採取・分離培養し、第７回実習で、分離した細菌を純培養しました。第8回実習でその細菌の生化学的性状を検査するために確認培地に純培養した細菌を接種しました。第9回実習では、培養後の確認培地の色の変化によりその細菌の生化学的性状を判定し、具体的な細菌種を考察しました。
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↑自分たちの目で細菌の生化学的性状を判定しています。
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↑実際に自分たちで細菌の接種を行っています
腸内細菌の分離培養では、ブイヨンを用いて予め増菌培養した腸内細菌をDHL培地に接種しました。これから12回目まで腸内細菌の純培養や顕微鏡観察、生化学的検査を行う予定となっています。