お知らせ 文化コミュニケーション学科
【現代文化学部】学外学修「薪能」を鑑賞しました
「日本伝統文化史講義Ⅰ」の授業では、古来より用いられるくずし字や伝統文化を学んでいます。その一環として、8月2日(土)18時開演、水前寺成趣園内にある出水神社能楽殿に薪能を見にいきました。
今年で64回目となるこの日は、まず「芝踏之儀」が取り行われ、仕舞「高砂」「春日竜神」、狂言「仏師」などが披露されたあと、能「羽衣」が奉納されました。観劇中は終始風が吹き、思ったほど暑くはありませんでした。
すこしだけ皆さんの感想をご紹介します。
・「仏師」では、田舎者と詐欺師のユーモラスな掛け合いが印象的だった。特に、仏師を騙ろうとする詐欺師のいい加減すぎる変装やポーズ、自分の希望通りの仏様にならないためにどんどん言葉遣いや呼びかけが荒くなっていく田舎者のやりとりが面白く、声を出して笑った。
・「羽衣」は天女にふさわしいきらびやかな衣装や、美しい舞が見せ場で、非常におめでたい能とされている。夜の水前寺成趣園の静けさや、「火入れ之式」の薪火と相まって、幻想的な雰囲気を楽しめた。



