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お知らせ 文化コミュニケーション学科

【現代文化学部】ゼミ紹介②「山本ゼミ」

山本ゼミでは日本近現代文学をテーマとしています。ゼミ生の興味関心に即して、「文学」に関わる卒論を書き上げることを目指しています。

3年前期ではざっくばらんに、「小説について語る」という授業(?)をしています。今期は大泉黒石の怪奇小説『黄夫人の手』を読みながら、怪奇の描き方などを話し合っています。怖いと思う箇所も、疑問に思う点も人それぞれですから、手探りで素朴な感想を交わす中で文芸の深層に迫っていきたいと考えています。

また毎回、授業の最初に最近読んだ小説について報告し合うのを恒例にしています。2名のゼミ生は今のところ、それぞれ江戸川乱歩の怪奇もの、無頼派(坂口安吾・織田作之助)を読んでいるようです。期末には任意の小説について精読した結果を発表してもらう予定です。

ちなみに4年生の「卒業研究」ゼミは、既に卒論の研究対象を決定して各自書き進めています。今年度は、太宰治、谷崎潤一郎、小川未明、江戸川乱歩、村上春樹、有川ひろ、綿矢りさ、現代ミステリーと多様な対象が選ばれています。こちらもどう実るか、楽しみです。

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