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お知らせ 文化コミュニケーション学科

【現代文化学部】授業紹介「マンガ表現論Ⅰ」

マンガは世界中で親しまれているメディアであり、またマンガを原作とする他メディア(アニメや映画などの映像芸術、小説などの言語芸術、2.5次元ミュージカルなどの舞台芸術、等々)への翻案も盛んな、現代の表現文化を先導するメディアでもあります。

しかしながら、わたしたちがマンガの表現を実際にどのように読んでいるのか、あらためて考えてみるとよくわからないことばかりです。「マンガはわかりやすい」と言われることもありますが、なぜわかりやすいのか。絵だからでしょうか。しかし授業で海外のマンガを読ませてみると、学生から「わかりにくい」という声が聞かれることもあります。その違いは何なのか。

授業「マンガ表現論Ⅰ」では、現代日本のいわゆるストーリーマンガに焦点を当て、わたしたちがマンガを読むときに前提としているさまざまな「マンガの読み方」について学びます。今年は人気作「女の園の星」(和山やま)を中心に、マンガの表現そのものについて説明しました。

この授業では、ふだん「当たり前」だと思っていること、気にも留めないことについて、自分で言葉にしてみることを重視しています。日常を言語化する練習は、卒業後の人生のさまざまな局面で役に立ってくれると思います。

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