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お知らせ 文化コミュニケーション学科

【現代文化学部】授業紹介「メディア表現論」(三浦知志准教授)

「メディア表現論」では、現代社会を「メディア」の視点から分析する方法を学びます。といっても、2年生でいきなり専門的な研究を理解するのは難しいです。そこで、受講生の日常生活に身近な事例に目を向けさせ、それが「メディア」研究と関わりのあることなのだと教えています。

たとえば、学生はみなスマートフォンを持っていますが、ほとんどの学生が「電話での音声コミュニケーション」よりも「SNSでの文字コミュニケーション」の道具としてスマホを利用しています。それはなぜなのか。いつからそのような人が多くなったのか。

また、電話について調べていくと、電話に対する人々の考え方が時代によって変化していたり、あるいは小説やマンガや映画などさまざまな芸術作品において、「コミュニケーションのすれ違い」や「電話相手への没入」といった電話の特徴が描かれていたりすることがわかります。

「メディア」とは、電話のようにコミュニケーションの仲立ちをする道具のことです。学生には、授業を通して、現代社会における「メディア」の重要性や奥深さを学んでほしいと思います。

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