お知らせ 文化コミュニケーション学科
【現代文化学部】授業紹介「課題探求プロジェクト入門」（三浦知志准教授、水谷智彦助教）
私たちはだれしも社会をより良くしたいと考えているはずですが、社会をより良くするためには、社会のなかの解決すべき課題を見つけ、その課題を調査・分析する力が必要です。
「課題探求プロジェクト入門」は、この調査・分析の基本を、具体的には「社会調査」の基本を学ぶ科目です。学生は、社会調査の種類（国勢調査、世論調査など）や歴史、および社会調査の手法（観察、インタビュー、アンケートなど）の基礎をこの科目で学修します。
たとえば学生はこれまで、自分の家族や親戚にインタビューをして自らのファミリーヒストリーを作成したり、街角にひそむ不思議な看板や置き物を写真撮影したりといった宿題を与えられています。それらの宿題をこなしながら、インタビューや観察といった社会調査の手法を楽しく学んでいます。
さらに学生は、ファミリーヒストリーや街角の写真について、他の学生の前でプレゼンテーションしなければなりません。社会調査の学びとプレゼンテーションの実践をとおして、学生には、社会調査士やプレゼンテーション実務士の資格を取得し、卒業後の人生で活躍してもらいたいと思います。
