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お知らせ 文化コミュニケーション学科

【現代文化学部】専門導入科目「言語表現文化論入門」(ご紹介)

 文化コミュニケーション学科では,「言語表現文化論入門」を「文芸文化」領域の専門導入科目とし,文学,演劇など現代に繋がる古典文化について学ぶ科目として開講しています。
 この科目では,日本語による様々な言語表現のうち,特に音声による表現芸術,また,それに加えて身体表現による芸術を基礎から概観します。

 実は「和歌」は正に声を出して歌った作品です。「物語」も物を語った作品です。
 文学作品に興味は尽きませんが,本科目は特に中世以降に確立された琵琶法師の語り・田楽・能や狂言・浄瑠璃・歌舞伎・落語等の歴史や特質を理解し,現代の国際的交流の盛んな時代において,自国の拠って立つ文化を認識してもらいたいと思います。

 さらにこの科目では,日本語の話芸の豊かさを認識し,単なる日本文学史とは異なる面にも触れていきます。例えば,実際に文面を読む(語る・演じる)と同時に,身体表現についても考えてもらうために,ビデオ鑑賞も予定しています。

 今年度は舞台芸術として能・狂言・歌舞伎とオペラ(蝶々夫人等)にも触れていきます。

「言語表現文化論入門」 授業風景

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