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【現代文化学部】専門領域の紹介:観光文化

現代文化学部には4つの専門領域「情報メディア文化」「観光文化」「日本・東アジア社会文化」「文芸文化」があります。この記事では、そのうち観光文化領域の学びについてご紹介します。

観光文化領域は、観光やまちづくりに携わる力を育み、これからの新しい「観光」をつくる力を身につける場所です。熊本ないし日本の文化を世界に向けて発信することの重要性(グローバルな視点)とともに、afterコロナを見据えた観光のあり方や地域活性化(ローカルな視点)についても深く考えます。

観光文化領域の学びの特色は、次の4点です:
①「観光」と「まちづくり」の両方の視点から学べる
②フィールドワークにより、現地に足を運んで自分の目で確かめられる
③観光関係者や地域づくり団体と連携した実践的な演習を経験できる
④コンテンツツーリズム、インバウンドツーリズム、フードツーリズムなど最新のトレンドを学べる

観光文化領域は、他の領域よりもかなりフィールドワークが多めです。実際に現地に出かけ、地元の方々から話を聞いたり現場を見たりして地域社会についての理解を深めます。新たな食の魅力アップ化やアニメツーリズム、まち歩きイベントといった多様な地域の取り組みに関わることにより、現場思考の視野が身につきます。

また、中心市街地や過疎地の活性化策や、災害からの復興といったさまざまな課題を、地元の観光関係者や団体等とともに協働して考える機会もあります。これらのフィールドワークやグループワークの授業を通して、観光や地域活性化に関する実践的な専門知識が身につくだけでなく、コミュニケーション力や、課題解決策を協働して考える力を高めることができます。

観光文化領域には、「観光文化学入門」「観光産業論」「ツーリズム論Ⅰ・Ⅱ」「観光まちづくり論」「地域コミュニティ創造論演習Ⅰ・Ⅱ」「観光地経営論」など、観光とまちづくりに関わるさまざまな科目が用意されています。また、この領域での学びを通して「観光実務士」の資格を得ることができます。

観光という文化は、現代社会を生きる人間にとって大変に重要な営みであり、観光という切り口から「人間とは何か」というところまで学ぶことができる、奥の深い専門領域です。観光について、たくさんの人に関心を持ってもらいたいと思います。

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