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お知らせ 文化コミュニケーション学科

【現代文化学部】授業「課題探求プロジェクト演習Ⅱ」の様子がテレビニュースになりました

3年生後期の「課題探求プロジェクト演習Ⅱ」(柳田紀代子教授)では、令和2年7月豪雨で被災した人吉市をフィールドに設定し、地域活性化や観光の復活をテーマに授業を行っています。最終的には、グループディスカッションなどを経て、学生たちが課題解決の案をプレゼンテーションすることを目指しています。

先日、人吉市の被災状況や復旧・復興の現状について、より理解を深め教育効果を上げるために、現地フィールドワークおよび地元関係者とのセッションを行いました。その様子がくまもと県民テレビ(KKT)のニュースに取り上げられました(以下のリンク先をご覧ください)。

ニュース「尚絅大生が人吉市で「ひかりの復興」を学ぶ」

青井阿蘇神社では、福川宮司から「ハザードマップで水が上がってくることはわかっていながら、実際にはそこまでは来ないだろう」と楽観していた話や、デジタルのデータがすべてダメになった話などを伺いました。国宝である神社が床上浸水にあい、いまだ水害の爪痕が色濃く残る禊橋に胸を痛めました。

球磨川くだりの発船場は、以前のイメージとは全く違う建物「HASSENBA」に変わっていました。瀬崎社長からは、次の水害に備えて屋上に避難場所を整備したり、人吉の若い人達が働きたくなる場としてカフェを併設したりするなど、単なる復旧に留まらない、先を見据えた復興の考え方を教えていただきました。

午後は「人吉ひかりの復興プロジェクト」について、長町プロデューサーの講義の後、人吉市役所の方々とセッションを行いました。

学生たちがこのフィールドワークで何を感じ、どんな課題や解決策を見いだしたのか、最終プレゼンテーションでそれを聞くのが楽しみです。記録的な大きな被害にあった人吉・球磨が未来に向けて復興を目指す中で、本学の若い学生の意見が少しでもお役に立てると嬉しく思います。

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