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お知らせ 文化コミュニケーション学科

【現代文化学部】授業紹介「アート表現論Ⅱ」(三浦知志准教授)

「アート表現論Ⅱ」は、「アート表現論Ⅰ」の続き、という位置づけの授業です。「アート表現論Ⅰ」は、学生たちが20〜21世紀グラフィック・デザインについて理論的・歴史的に学び、さらに学生自ら作品を制作することでグラフィック・デザインを実践的にも学ぶ科目でした。

20世紀のグラフィック・デザインは欧米を中心に展開してきましたが、これを深く理解しようとするなら、ヨーロッパの絵画芸術の歴史をふまえる必要があります。「アート表現論Ⅱ」はそのためにあります。この授業は、学生たちが西洋美術の歴史を学び、20世紀グラフィック・デザインが花開くまでの経緯を理解し、また西洋美術における多様なイメージを味わうことを目的としています。

この日は19世紀後半ヨーロッパの絵画がテーマで、印象派や象徴主義などの絵画について説明しました。初回の授業で学生たちに「好きな西洋絵画は何か」という質問でアンケートをとったところ、第1位はラファエル前派(象徴主義)の画家ジョン・エヴァレット・ミレー《オフィーリア》だったこともあり、学生たちは、象徴主義の説明のときにはとくに熱心に聞いていたように思います。

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