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お知らせ 文化コミュニケーション学科

【現代文化学部】授業紹介「アート表現論Ⅰ」(三浦准教授)

情報メディア文化領域の専門科目「アート表現論Ⅰ」のご紹介です。学生たちはこの科目で、主に20世紀以降のグラフィックデザインの理論と歴史を学ぶとともに、学生が自らデザイン制作課題に取り組みます。

講義全15回のうち、前半の8回はデザインの理論・歴史編です。学生たちはスライドや配布資料を見ながら、タイポグラフィ(文字の体裁を整える技術)や写真、イラストレーションといったグラフィックデザインの要素について、これまでのデザイナーたちの思想やデザインの歴史を学びます。

講義の後半7回は、デザインの実践編です。教室も普通の講義室からパソコンのある情報処理教室へとかわり、学生たちは Photoshop や Illustration といったグラフィックデザインのソフトを使ってデザインの実作を行います。指導するのはプロのグラフィックデザイナーです。

卒業生の中にはグラフィックデザインの仕事についた人もいますし、またプロのデザイナーでなくとも、グラフィックデザインの技術があれば、職場や趣味の世界での効果的なコミュニケーションが期待できます。「アート表現論Ⅰ」は社会で実際に役に立つ科目です。

しかしそれだけではありません。「アート表現論Ⅰ」はさまざまなデザインの色や形やレイアウトの魅力に触れる講義ですので、とても楽しい科目です(毎週この講義をいちばん楽しみにしている、という学生もいます)。教員としては、学生が優れたデザインの目利きとなり、日々の生活を生き生きとしたものにしてもらいたいと思っています。

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