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文化コミュニケーション学科・文化言語学科からのお知らせ

【現代文化学部】教員の研究紹介① 桑原芳哉教授(図書館・情報学)

「図書館が町に賑わいを取り戻す?」

 

みなさんは、「図書館」というと、どのようなイメージをお持ちでしょうか。「本を借りる所」「勉強する所」…もちろんそのとおりですが、近年、図書館が「町に賑わいを取り戻す所」として注目されています。

日本全国、多くの地方都市などでは、商業施設の郊外化が進んだことによる中心市街地の空洞化が大きな課題となっています。郊外の大型商業施設にクルマで出かける人が増えたことにより、古くからの中心市街地の商業施設が営業を終えたり、商店街が「シャッター通り」と言われるようになるなど、中心市街地を訪れる人が大きく減少していることに対して、各地の自治体が中心市街地に賑わいを取り戻そうと、さまざまな対策を講じています。

そのような中で、中心市街地に図書館をつくり、再び多くの人を集めるようにしようという取り組みが広がっています。

宮崎県都城市では、市の中心部にあった大型百貨店が閉館したあと、その建物をリニューアルさせて2018年4月に新しい市立図書館を含めた複合施設をオープンさせました。図書館は開館から約10か月で100万人の来館者を記録し、百貨店閉店後、来訪者が少なくなっていた市内中心部に賑わいを取り戻していることで注目を集めています。

熊本市でも、中心部の大型商業施設が営業を終えることが報道されていますが、百貨店などの大型商業施設と図書館を同じ建物に同居させる例も各地にあり、図書館の「集客力」にも期待が集まっています。図書館が「町の賑わい」に貢献する事例などについて、研究を続けています。

 

 

 

 

 

 

 

 

都城市立図書館(宮崎県)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さいたま市立中央図書館(赤枠部分:8階):下層階に大型商業施設

 

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