尚絅大学・尚絅大学短期大学部

2021年3月4日（木）に、第2回乳幼児食育研究会を開催しました。

前回に引き続き、事前予約制とし人数制限をするとともに十分な新型コロナウイルス感染症対策を行い、実施いたしました。

第2回目となる今回は「お口の発育は食育にあり～保育現場から子どもの育ちにつなぐ～」をテーマに、歯科衛生士としてご活躍中の林田香名さんに講話をしていただきました。

講話の中では、子どもの発育に大切な咀嚼力（そしゃく）について、離乳食の開始時期やすすめ方は月齢だけでなく、体の成長や食事中の子どもの様子も含め判断する事が大切であるということ、また、子どもの咀嚼の発達には環境が大きく関係していくため、離乳食の食べさせ方、座る椅子の高さ、口を閉じて噛むこと等、保育園だけで行うのではなく、家庭にも伝えていくことの大切さを参加者みんなで学ぶことができました。

他にも、前回に引き続き複数の園の参加者から、「カミカミメニュー」のレシピを紹介していただいたり、離乳開始について、各園でどのように決めて進めているのかなど意見交換を行ったりすることができました。

ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

来年度は2か月に1回を目安に定期的な開催を考えております。

また、次回は5月の開催を予定しております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。