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【グローバル化推進センター】マレーシア短期語学留学を実施しました!

このたび8月31日から9月13日までの日程でマレーシア短期語学留学(Southern University College)を実施し、現代文化学部から1名、生活科学部から3名の学生が参加しました。

コロナ後の久しぶりのマレーシア短期語学留学の実施で、また参加者は全員海外初体験でしたが、英語の学修のみならず、みなさんがそれぞれ多民族国家マレーシアでの滞在を楽しみ、異文化体験/交流にかなり興味をもつようになった様子でした。

それぞれの報告の詳細をご一読ください。

 

★★★

 

松下麻乃(生活科学部1年)

私はマレーシア留学に行って新しい自分に出会えた気がします。私はマレーシア留学に行く前は一緒に行く友達もいないし、英語も理解できるか不安だったし、緊張していました。ですが、今となっては行ってよかったと思っています。

私が留学中に思い出に残っていることはたくさんあります。その中でも特に印象に残っているいくつのことを書こうと思います。

1つ目は、1日目のシンガポールでのご飯です。学生だけでご飯を調達したりするのはとても不安だったけどなんとか買えました。シンガポールでも有名なチキンを食べました。すごく美味しかったです。また、夜の出店も見に行き小籠包も食べました!

2つ目は、留学3日目に先生方が連れて行ってくださった中国料理がとても美味しかったことです。炒飯やお肉などなど本格的な中華を初めて食べたのですが、どれもとても美味しくて感動しました。

3つ目はマレー文化の授業です。マレーシアの文化について深く学ぶことができて、日本との違いを知れて驚きと共に違う価値観を認め合わなければならないなという思いを持ちました。実際に、マレー系の方が着る民族衣装を着てみたり、ヘナタトゥーをデザインしたり、ランタンの絵を描いたり、月餅を作ったりなどしました。実際に文化を体験できたので楽しかったし、印象に残りました。

4つ目はマラッカ旅行です。トロピカルフルーツをたくさん食べました。ランブータンやランサを食べました。私はフルーツが好きなのでとても好きなフルーツでした!酸味もあり美味しかったです。

そのほかにもたくさん思い出があります。毎日が感動や驚き、嬉しさや新たな発見で面白かったです。特に学校の先生方にはとてもお世話になりました。ありがとうございました。

来年もできるならばまた参加したいと思います。

 

和田珠里(生活科学部2年)

今回のマレーシアへの留学を通して、私が最も強く感じたのは「多文化共生」という言葉の意味でした。日本ではほとんど同じ言語や文化の人々と接して生活していますが、マレーシアではさまざまな宗教や文化、言語を持つ人々が共に暮らしており、まさに多民族国家という印象を受けました。街を歩いているだけでも、ヒジャブをかぶったイスラム教徒の人、インド系の人、中華系の人など、多様な人々を目にすることができました。

お店に並ぶ商品には英語や中国語、マレー語など複数の言語が書かれていた。日本では基本日本語表記しかないため、その違いがとても新鮮で印象的でした。また、現地の人々はとても優しく、ニコニコして「どこから来たの?」と喋りかけてくれたり、困ったとき助けてくれたりして、温かい人柄に触れることができました。

一方で、日本との文化の違いに驚くこともありました。特に印象に残っているのは、車の運転の荒さです。車間距離がとても短かったり、無理矢理割り入る車が多く、日本との交通マナーの違いを実感しました。しかし、そうした違いも含めて、その国の文化として受け入れることで、視野が広がったように感じます。

食文化にも多くの発見がありました。マレーシアの料理は全体的に辛いものが多く、最初は驚きましたが、だんだんと慣れるようになって滞在中には現地の食事を楽しむことができました。屋台のごはんやローカルレストランの雰囲気も魅力的で、日本では味わえない体験でした。特に中華料理はとても美味しかったです。

滞在中にはジョホール、マラッカ、シンガポールなどにも行くことができました。それぞれの地域に独自の文化や雰囲気があり、同じマレーシア国内でも違いを感じられたことはとても興味深かったです。特にマラッカでは、歴史的な建物や街並みが印象的で、世界遺産としての価値を実感しました。

今回の留学を通して、言語の学習だけでなく、文化や価値観の違いを理解する大切さを学びました。日本にいるだけでは気づかない多様な考え方や生き方に触れたことで、国際的な視野を持つことの重要性を改めて感じました。この経験を今後の学びや将来に生かしていきたいと思います。

 

岩本莉瑚(生活科学部2年)

私は8月31日から9月13日まで、短期語学留学でマレーシアのジョホールバルにあるサザンユニバーサルカレッジへ行きました。初日はシンガポールに1泊し、その後マレーシアに12日間滞在しました。午前中はマレーシアの文化や言語、食べ物、伝統行事などについて学ぶ授業があり、午後は英語の授業を受けました。英語の授業はすべて英語で進められ、単語や文法の説明も英語だったため、最初は難しく感じましたが、徐々に慣れて理解できるようになりました。ペアで会話練習をしたり、自分の考えた文章を読み合ったり、発音テストを受けたりと、実践的に学ぶことができたのが印象的でした。

海外に行くのも、現地の人と英語で話すのも初めてで、最初はとても緊張しました。英語はあまり得意ではありませんでしたが、ジェスチャーを使ったりし、知っている単語を思い出しながら頭をフル回転させて会話しました。うまく話せないことも多かったが、伝わったときは本当に嬉しく、楽しかったです。だんだんと「恥ずかしい」という気持ちがなくなり、「やってみよう」と前向きに行動できるようになったことは、大きな変化だったと思います。この経験を通して少し自信がついた気がします。

週末には1泊2日のマラッカ旅行があり、屋台で現地の朝食を食べたり、マラッカ海峡モスクやジョンカーストリートを観光したりしました。マラッカ川のクルーズではカラフルな街並みや歴史的な建物を見ることができ、とても綺麗でした。現地のスイーツであるチェンドルやチキンライスボールなど、日本では食べられない料理を味わえたのも良い思い出です。

滞在中はショッピングモールにも何度か行き、オリエンタルコピというお店の料理が特に美味しかったです。中でも最終日に食べたエッグタルトは忘れられません。今回の留学では、英語だけでなく文化・食・人との関わりなど、多くのことを学びました。学生のうちに2週間という期間を海外で過ごし、たくさんの経験をできたことは、とても貴重で、人生の

大きな財産になりました。

 

米原希咲(現代文化学部2年)

私は、約2週間のマレーシア短期語学留学に参加しました。初めての東南アジアでの生活は、見るものすべてが新鮮で、毎日が発見の連続でした。マレーシアはマレー系、インド系、中国系の人たちが一緒に暮らす多民族の国で、それぞれの文化や宗教を大切にしながら共に生活しています。街の中にモスクや中国寺院、ヒンドゥー教のお寺が並んでいる光景はとても印象的で、「違いを認め合う」という言葉を実際に感じることができました。

生活の中でまず驚いたのは、物価の安さです。日用品や食べ物は日本よりずっと安く、ナシラマは日本にはない不思議な味でした。タクシーも安く、アプリで簡単に呼べるので移動も便利でした。一方で、車の多さや交通ルールのゆるさには少しびっくりしました。クラクションが頻繁に鳴り響き、歩行者より車が優先という雰囲気だったが、現地の人は慣れた様子で上手に渡っていて、たくましさを感じました。

授業では主に英語を使って会話やディスカッションを行いました。文化の授業では先生がマレー語や中国語などを使いこなしていて、多言語が当たり前の環境に驚きました。また、英語の先生から「マレーシアは物価が安いから、シンガポールに働きに行く人も多い」と聞き、経済的な現実にも触れることができました。

週末にはマラッカへ1泊2日で旅行に行きました。マラッカは昔ポルトガルやオランダに支配されていた歴史があり、ヨーロッパ風の建物が多く残っていました。赤い建物が並ぶオランダ広場や、川沿いの景色はとてもきれいで、まるで時間がゆっくり流れているように感じました。多民族国家マレーシアのルーツを感じる場所であり、歴史を通して今の文化の成り立ちを知ることができたのが印象的でした。

現地の人たちはとても親切で、困っている時に声をかけてくれる人も多く、人の温かさを感じました。日本とは違う環境の中で生活する事で、自分の当たり前が当たり前ではないことに気づくことができました。この経験を通して、将来はもっと海外の人と関わる仕事にも挑戦してみたいと思いました。

たった2週間の滞在でしたが、マレーシアでの経験を通して、文化の違いを楽しみ、互いに尊重しながら生きる大切さを学んだと思います。また、語学の勉強だけでなく、自分の考え方や世界の見方も少し広がった気がしました。機会があれば、今度はもう少し長く滞在して、もっと現地の人たちと関わってみたいと思いました。

 

現地で食べた料理
文化体験の授業
文化体験の授業でランタンを手作りするところ

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