尚絅大学・尚絅大学短期大学部

5月6日

幼児教育学科では、1年次にキャリア支援・学習支援・学生支援に関する授業で「基礎セミナー」という科目を開講しています。保育現場に関して理解を深めながら自らの進路について考えたり、大学での授業の受け方やノートの取り方などを学んだり、友人関係の築き方などを学ぶプログラムが組まれています。今回の授業のテーマは、「尚絅学園、尚絅大学、尚絅大学短期大学部について、建学の精神、教育理念、歴史」です。

最初に今年度就任されました大熊学長から、1年生に対してご挨拶をいただきました。当初は緊張していた学生たちも、親しみをこめて話していただく学長を身近に感じたようです。

授業では、小川内学科長よりテキストと画像を通して尚絅学園の歴史について学びました。1888年（明治21年）に生徒数23名で「済々黌附属女学校」として開校されたことが、尚絅の起源であることを改めて知り、また、その当時に尚絅の立ち上げに携わった方々が、いかに女子教育に対して熱い思いを持ってきたか、そしてその歴史を自分たちが受け継いでいるというお話に学生たちも興味深く聞き入っていました。

さらに学生たちは、幼児教育学科の50年の歴史も写真を通して実感したようで、自らもその歴史をつないでいく存在としてこれからの学業にも励んでくれることと思います。