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【総合生活学科】授業紹介~生活デザイン分野「アパレル材料演習」~

総合生活学科「生活デザイン分野」では、衣服に使用される布の性質や名称について学び、素材の知識を得ることを目的し、日本伝統の素材について「染色」を通して学んでいます。

今回は、「ろうけつ染めの技法」を使った作品を紹介します。「ろうけつ染め」は、白くしたいところに下絵をしたところに筆で「ろう」を塗ります。布が染まらないように、裏面にまで染み込ませるところが、技法のポイントです。

作品制作の工程は、自分でオリジナルのデザインを考えて布に下書きをして、ロウを塗って一色ずつ染めました。染色用の粉末を水に溶かしてそこに布を入れて、5分程度揉み込むことで簡単に染まります。
<学生のコメント>
苦労、工夫したところは、2色での配色は、ロウの色をいかに上手く使うか悩みました。また、ロウは塗っても透明なので本当に塗れているかも曖昧でそこは難点でした。また、水につけて染色する際もうまく混ぜないとムラができてしまうので、気をつけながら染色しました。カエルがより目立つようにロウで輪郭をなぞったり葉っぱの輪郭をなぞったのが工夫したところです。
自分だけのオリジナルの作品ができ、様々な色に染まってとても楽しい授業です。
最後に作品を干して完成します。
色やデザインに個性が出ます。
慎重に染めていきます。

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