お知らせINFORMATION

お知らせ 総合生活学科

【総合生活学科】授業紹介〜生活デザイン分野「空間表現演習Ⅰ」〜

今回は、生活デザイン分野の選択科目「空間表現演習Ⅰ」を紹介します。

この授業は、1年後期に開講しています。住まいと暮らしについて学ぶ「住生活学」という講義の実践編として、木造住宅平屋建ての設計演習を通じ、住宅計画や空間表現のスキルを獲得することが目的です。

初めての住まいの設計となるので、まずは図面の描き方を学んでいきます。下の住宅の写真は担当教員の竹下准教授の設計により実際に建築された住宅ですが、その住空間の写真や実際に空間を歩いているかのようなウォークスルー動画を見ながら視覚的に空間を認識し、そのうえで平面図をトレースする(なぞる)ことで住空間と平面図の対応関係を理解し、平面図の描き方を習得します(2枚目の写真)。
次に、いろんなバリエーションの玄関や居室などを同様にトレースし、住まいの単位空間の平面図を描く訓練をします(3枚目の写真)。
そして、将来、自分が家族をもって家を建てることを想像し、自分の家族にとっての「理想の住まい」についてイメージを膨らませ、具体的に模型を作ったり、平面図をフリーハンド(手描き)で試行錯誤しながら最終的に戸建住宅として成立させ、1枚の用紙にプレゼンテーションシートとしてまとめていきます。

この設計演習をとおして、住まいづくりの楽しさと奥深さに気づき、より良い住まいを探求する力を身につけることが狙いの一つです。

▲竹下准教授設計「内に開く ヒトツナガリの家」
▲学生による「内に開く ヒトツナガリの家」の平面図のトレース
▲学生による住まいの単位空間のトレース

その他のお知らせ