お知らせ 総合生活学科
【総合生活学科】授業紹介~アパレル材料学~
生活デザイン分野の「アパレル材料学」では、素材について学びます。
冬休みの課題として、刺し子の「花ふきん」に挑戦しました。刺し子は、布の補強や繕うための実用的な技術でしたが、伝統模様から発展し、いろいろなデザインが生まれ、今は日用雑貨のデザインの一つとして、布製品に施されています。
布と糸で、自分だけの「ふきん」を作りました。刺し子の針で、ちくちくと布に糸を刺していく工程は、糸が絡まったり、縫う順番があったり、分量の多さに気が遠くなる!と嘆いていました。その中で、刺し子は基本的には玉結びをせず、布と糸の絡みで模様を作り上げていきます。その特徴も感じながら刺していきました。
全員、最後まで縫い上げ、水通しでしっかり洗い、可愛くて丈夫な「ふきん」が完成しました。
完成したら、もったいなくて使えない!額に飾りたい!などの感想があり、長い時間をかけてモノ作ること、手先を動かし集中すること、丁寧な仕事をすること、完成した達成感、布の特性など、刺し子を通して、感じることができました。